9月4日 イギリスグランプリ MotoGPクラスの決勝レースが行われ、スズキのマーベリック・ヴィニャーレスが、初優勝を獲得しました。また、スズキのMotoGPクラスの優勝は、2007年フランスGPのクリス・バーミューレン以来となりました。
スタート直後、2コーナーで、ロリス・バズとポル・エスパロガロが接触転倒をしたことにより、赤旗が提示され、レースは、19周でやり直しとなりました。
2度目のスタートもドライコンディションの中、無事、スタートを切り、フロントローの3台、カル・クラッチロー、バレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ヴィニャーレスがトップ争いをしながら、進んでいきました。その後、マーベリック・ヴィニャーレスが、トップに立つと、徐々に後続を引き離して行きました。
2番手争いは、バレンティーノ・ロッシ、カル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネ、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィチオーゾの6台で進んでいきました。そんな中、残り5LAPで、アンドレア・イアンノーネが、転倒リタイヤとなってしまいました。
残り2LAPで、マルク・マルケスが、オーバーランをして、2位から5位へ順位を落としました。続く、最終LAP、マルク・マルケスは、前を行くダニ・ペドロサを交わして、順位を1つ戻しました。
最終コーナーで、後ろを振り返る余裕を見せたマーベリック・ヴィニャーレスが、トップチェッカーを受けました。
2番手以降は、地元のカル・クラッチロー、バレンティーノ・ロッシ、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィチオーゾ、アレイシ・エスパロガロ、ホルヘ・ロレンソ、ダニロ・ペトルッチ、アルバロ・バウティスタと続きました。
地元のカル・クラッチローは、前戦 チェコGPでの優勝に続いて好調のようで、サテライトチームなのに、同じホンダのファクトリーチームを抑えての2位表彰台は、素晴らしい結果だと思います。