7月30日 鈴鹿サーキットで、鈴鹿8耐 TOP10トライアルが行われ、YAMAHA FACTORY RACING TEAMのポル・エスパロガロが、2’06.258のタイムで、ポールポジションを獲得しました。
鈴鹿8耐 TOP10トライアル
昨日の公式予選の結果から、上位10台から、2名ずつの計20名のライダーによる1周のタイムアタックが行われ、明日の決勝レースの10グリッドの争われました。
#5 F.C.C. TSR Hondaのピーター・ジェイコブセンが、序盤に記録した2’07.248を塗り替えるライダーが、なかなか、現れませんでしたが、さすがに、上位5台のライダーの走行が始まると、次々と、タイムが塗り替えられる展開となりました。YAMAHA FACTORY RACING TEAMのポル・エスパロガロが登場すると、5秒台への期待が高まりましたが、残念ながら、去年の記録を上回ることが、できませんでした。
その後、ヨシムラ スズキ Shell ADVANCEの津田拓也が良い走りを見せてくれましたが、西コースで、遅れて、ポル・エスパロガロのタイムは、敗れませんでした。
最後に登場した、中須賀克行もポル・エスパロガロのタイムには、及ばず、5秒台への期待は、かないませんでした。たぶん、デグナーあたりで、滑ったので、その時点で、あきらめたのかなと思いました。
鈴鹿8耐 TOP10トライアル結果
Pos. | No. | Team | 1st Rider | 2nd Rider | Best Time | Delay |
1 | 21 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | P.ESPARGARO 2’06.258 |
中須賀克行 2’06.435 |
2’06.258 | 165.97km/h |
2 | 12 | ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE | 芳賀紀行 2’08.310 |
津田拓也 2’06.405 |
2’06.405 | 0.147 |
3 | 87 | Team GREEN | 渡辺一樹 2’07.730 |
L.HASLAM 2’06.469 |
2’06.469 | 0.211 |
4 | 5 | F.C.C. TSR Honda | P.JACOBSEN 2’07.248 |
D.AEGERTER 2’07.760 |
2’07.248 | 0.990 |
5 | 634 | MuSASHi RT HARC-PRO | M.van.der.MARK 2’07.654 |
高橋巧 2’07.394 |
2’07.394 | 1.136 |
6 | 17 | Team KAGAYAMA | 加賀山就臣 2’08.425 |
清成龍一 2’07.651 |
2’07.651 | 1.393 |
7 | 7 | YART YAMAHA – OFFICIAL EWC TEAM | 野佐根航汰 2’10.636 |
B.PARKES 2’08.602 |
2’08.602 | 2.344 |
8 | 104 | TOHO Racing | G.REA 2’09.043 |
山口辰也 2’08.716 |
2’08.716 | 2.458 |
9 | 32 | Moto Map SUPPLY | 今野由寛 2’09.968 |
J.WATERS 2’09.774 |
2’09.774 | 3.516 |
10 | 83 | TEAM.JP DOGFIGHT RACING AUSTRALIA | C.TURNER 2’14.223 |
M.AITCHISON | 2’14.223 | 7.965 |
決勝レースの展望
公式予選・TOP10トライアルの結果、予想よりも、YAMAHA FACTORY RACING TEAMとヨシムラ スズキ Shelll ADVANCE、Team GREENとの差は、少ない結果に終わりました。しかし、ヤマハは、3人のライダー全てが、同じようなタイムで、しかも、速いということからすると、順当にいけば、ヤマハの2連覇だと、思います。
期待は、ヨシムラ スズキ Shelll ADVANCE、Team GREENの2台が、どこまで、くらいついていけるかではないでしょうか。
明日の夜になると、雨が降るかもしれません。レース中は、曇りから晴れる様なので、良いレースがみられると思います。