9月4日 イギリスグランプリ Moto2クラスの決勝レースが行われ、10番グリッドスタートからジャンプアップして、トーマス・ルティが優勝しました。
決勝レースは、曇り空ですが、ドライコンディションの中、スタートしていきました。ポールポジションからスタートした地元のサム・ローズは、トップ集団の中、走行中の終盤残り4LAPで、ヨハン・ザルコと接触し2台ともに、コースアウトすることとなってしまいました。ヨハン・ザルコは、接触コースアウト後、復帰して6番手でチェッカーを受けましたが、30秒のペナルティを受け、22番手のノーポイントとなりました。
日本人の中上貴晶は、11番手からのスタートで、徐々に順位を上げていき、残り2LAPの時点で、2位までポジションを挙げましたが、最終LAP、フランコ・モルビデリにかわされ、惜しい3位表彰台に終わりました。次戦に繋がるいいレースでした。
2番手以降は、フランコ・モルビデリ、中上貴晶、ハーフィス・シャハリン、ジョナス・フォルガー、ロレンソ・バルダッサーリ、アレックス・リンス、シモーネ・コルシ、マティア・パシーニ、アクセル・ポンスと続きました。
この結果、チャンピオンシップポイントは、トップのヨハン・ザルコと2位のアレックス・リンスの差が、10ポイントになりました。面白くなってきました!
決勝レース:ルティが開幕戦以来の優勝
ロースとザルコが接触。ルティが復帰戦で優勝。モリデビッリと中上が表彰台。リンスが19番グリッドの7位まで挽回。